図1 発生の仕方による害虫の類別
農作物に経済的被害が生じはじめる害虫密度を経済的被害許容密度(点線)といい、この線をしょっちゅう越す害虫を常発性害虫、たまに越えてしまう害虫を突発性害虫、この線を普通越えない害虫を潜在性害虫という。(資料:松井ら(2007))
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発生の仕方による害虫の類別
事例(紀伊半島での慣行栽培
を想定):
施設栽培トマト
常発性:オンシツコナジラミなど
突発性:トマトサビダニなど
潜在性:ヒラズハナアザミウマなど
露地栽培キャベツ
常発性:コナガなど
突発性:ハスモンヨトウなど
潜在性:ヤサイゾウムシなど
水稲(慣行)
常発性:斑点米カメムシなど
突発性:トビイロウンカなど
潜在性:ニカメイチュウなど
害虫の発生の仕方による類別